メンテナンス課　板村です。

住宅の床は、日常生活の中で常に使用されるため、定期的なメンテナンスと補修が重要です。以下に、床の通常メンテナンスと補修方法について説明します。

まず、床のメンテナンスには、定期的な掃除が欠かせません。

無垢床材・フローリングやカーペットの場合、ほこりや汚れが蓄積しやすいため、週に一度は掃除機かけを行いましょう。

特に無垢床材の場合、湿った布で拭く際は、過剰な水分を避けることが重要です。

水分が残ると、木材が反りやすくなります。

＊固く絞った雑巾等で拭き取り、乾燥させましょう。

次に、床材の種類に応じたメンテナンスを行います。

無垢床材：オイル系塗装材　

特に各居室の動線上オイル系塗材は、足の裏や靴下にとられやすく、ささくれや

無垢材の割れに繋がる恐れがあります。

フローリング：定期的にワックスをかける事で、表面の保護と光沢を保つことができます。

＊無垢床材・フローリングは、製品の指示に従って適切に仕上材（ワックス）塗布し、乾燥させることが大切です。

補修が必要な場合、まずは傷やへこみの状態を確認します。

小さな傷には、専用の補修ペンやワックスを使用して目立たなくすることができます。

大きなへこみや傷の場合は、木材用のパテを使って埋め、乾燥後にサンディングして平滑に仕上げます。

＊状態によっては、専門業者に依頼しましょう。

カーペットの場合、汚れがついた際は、すぐに水で薄めた中性洗剤を使って拭き取ります。頑固な汚れには、専用のクリーナーを使用することをお勧めします。

最後に、床の状態を定期的にチェックし、早期に問題を発見することが重要です。

特に水漏れや湿気によるカビの発生には注意が必要です。