上棟式（じょうとうしき）は、建物の骨組みが完成した際に行われる伝統的な儀式で、工事の安全と無事を祈願する重要な行事です。

この儀式は、一般的に建物の最上部に棟木（むなぎ）を取り付ける際に行われ、施主や工事関係者が集まります。

上棟式では、棟札（むなふだ）と呼ばれる木製の札が用意されます。この棟札には、建物の名称や施主の名前、工事の年月日などが記され、建物の安全を祈る意味が込められています。

棟札は、上棟式の際に棟木に取り付けられ、建物の一部として永遠に残ります。

儀式の内容は、神主や僧侶による祝詞（のりと）の奏上や、工事関係者への感謝の意を示す乾杯などが含まれます。

これにより、関係者の絆が深まり、工事の成功を願う気持ちが共有されます。

上棟式は、地域や宗派によって異なる場合がありますが、伝統的な文化を尊重し、工事の安全を祈る大切な行事として、多くの人々に受け継がれています。

近年では、簡略化された形で行われることもありますが、その意義は変わらず重要です。

上棟式についてご不安な場合は、費用や実施の規模などを担当者へご相談されると安心です。

工務部　森

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